豪州1ヶ月目
ゴールドコーストのサーファーズ・パラダイスと、バイロン・ベイの間あたりにあるカバリタ・ビーチという綺麗な海が目の前にドカン、ドッボォ〜!とある場所に家を借りて、もう少しで一ヶ月が経つ。
鳥の声で目を覚まして、隣町まで続く砂浜を踏みしめ、美しい鳥を見つけたら絵を描いたり、夕方は熱涙に咽ぶようなサンセットをバックに岸壁で釣りをしたり、焚き火をしながら友人と語らう時間もあった。地元よりも目がくらみそうな自然の中で余計なものを何も持たず暮らすことが新鮮でしようがなかったりするけれど、日本にいた時と結局同じことをしている自分もいる。
とあるキャラバンパークのキッチンに掛かっていた絵に書かれていたことば。
Love, like you've never been hurt
愛しなさい、傷ついたことなどなかったかのように
Dance, like no one's watching
踊りなさい、誰も見ていないかのように
Sing, like nobody's listening
歌いなさい、誰も聴いていないかのように
ここにいると、前にいた場所で生きるために食い物にしていたものが、不安だったのか、純粋な愛 情だったのか、ここにいると自然と答え合わせができているような気がした。いいものを作るために、こんなふうに純粋な愛情を求めていきたい。
一度頭の中をデフラグするにはとても良い場所だ。
ここに連れてきてくれた友人たち、先生方、僕の絵と関わってくれている人たち、家族に本当にありがとう。ここにくるための資金は絵を描いていたからこそあったお金でもある。今につながっている。
来月からはメルボルンに行きます。グラフィティと音楽をみにいこう。暖かい場所だけを目指す夏鳥みたいな旅になると思っていたけれど、どうなるやら。
ビートルズの「Across The Universe」がこの1ヶ月を象徴する曲。日本に居る時、来てからいろいろな場所でなぜかふと耳にした。このアウトテイクのNothing's gonna change my world〜のとこのポールくらい自由にやれたら気持ちがいいだろう。
家の前の高台から見える海。
カリマーのRidge40とスーツケースが壊れた為現地で購入した謎のボストンバッグ。
レインボーロリキートというそこらへんにいる鳥。
バイロンベイの通り。
うまいことを決め付けているパッケージ。
僕と現地の友人(仮)
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