豪州2ヶ月目

 2ヶ月目は東海岸に別れを告げて、メルボルンに来ています。離れるのはとても惜しいCabarita Beach!本当に最高の場所だった。前にも書いたけど目の前見渡す限りのグレートオーシャンビューで、サーファーの楽園。釣られるために生まれてきたかのような呆けた魚たちも沢山いる。やはりこれがサバーブの醍醐味。ここでは人とのつながりがモノをいう。生活が左右されると言っても過言ではない。しかし、自然に自分と似ている人間がなぜか集まる。できるだけリラックスしてそれを感じよう。昔の自分をある地点に置いて、心と体をグワッと引き離すと、そのポカンと空いた距離の中に自分と同じ目的を持った人がたくさんいる。同じ場所に集まった人たちは、みんな同じ目的と性格を持っているのかな。それに気づかないだけで、それに気付けばきっと親友になれるくらいの人たちなのだ。

 僕がそのCabarita Beachにいた時に出会った人たちはみんな本当によくしてくれた。オーナーのココさんとその息子の シン君(僕がメルボルンに発った後、彼は全豪のフィギュアスケートで優勝したらしい。キースムーンのようなヘアスタイルのレゴが好きな少年だった。元気かな。)そしてそこにかつて住んでいて、僕が越してきた時たまたま遊びにきてたヒッピーさながらのダイキ(彼に色々なところに連れて行ってもらった。また釣りして海の前でテント張って焚き火をしよう!台風の中で!)アンドモアアンドモア。語るに語り尽くせない人たちがたくさんいる!みんな今どうしてるかな。この感覚は何にも代えがたいな。また必ず会いに行こう。

 今回住む場所は前と打って変わって、メルボルンCBD、中華街の近くのシティのマンションでフラットメイトと暮らしています。こっちに来てからのアクティビティといえば、Yarra valleyというシティから車で1時間半くらいのとこにある山々が連なるのどかな場所のワイナリーに行ってわからんワインをテイスティングしてうまいと言ってみたり、st.kildaビーチでペンギンを見たり、QVというショッピングセンターでオニドリルを見つけたり(ポケモンゴー。ハマりすぎる性質故、現実と区別がつかなくなると恐ろしいので三日で引退した。すごく面白い)、桟橋の下にこびりついてるムール貝を採ったり、じゅん丸さんという津軽三味線弾きの人と釣りに行ったり。(僕は津軽出身なので、異国の地で故郷の音を聴くのはとても新鮮だった。じゅん丸さんはピューと吹くジャガーのジャガーさんのような人でとても面白い。)そしていつかのYogee New Waves, Taiko Super Kicksが出てた渋谷o-nestのライブに旅行で遊びに来てた時に友達になったJeremyJaneと再会したり。(彼らはメルボルン在住だった。 以前彼らに僕が出したプレス「RADIO MAGAZINE」を送っていたりなんかしたので、再会がすごく感慨深かった。)彼らとその友達はアート関係の仕事をしていたり、いけてるスニーカーショップで働いていたり、スケート・ビデオを撮っていたり、バンドをやったりしている。カルチャートでとてもクールだ。いろいろこの街で暮らすためのことを教えてくれた。彼らのおかげでメルボルンのイラストの仕事ができるかもしれない。アンドモアアンドモアアンドモア。メルボルンでもまたたくさんの人に助けられているな!
というのが今の僕の現状です。日本のアートワークの依頼もまだまだ受け付けているので、ぜひ宜しくお願いします。

最近Netflixで暇なときに見てるThat's 70s Showの曲がいい。Hanging out, down the street Not a thing to do but talk to you! ここ2ヶ月はこういうドライブな感じな生活だったんだ。
オーストラリアは70s!って感じなんですよね。ローテクで自然というか。ミニマルな生活


ケビンの顔ハメ

 
  左が僕で、右がムール貝獲りがめちゃくちゃうまい人
 spotswoodのいい住宅街
 
マチス感のあるペリカン

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